黄鉄鉱捨て場から有害ガスが出始まった東北中央所沢道路改良工区

令和2年度末の全線開通を目指して夜間作業まで行っている東北中央道「所沢道路改良工区」ですが、昨年末から始まった有害物質「黄鉄鉱」を大量に含んだ切土30万㎥の切土・埋め立てが始まっています。降雨・降雪時には埋め立て捨て場近くにある雷神社付近から硫酸の発生に伴う「玉子湯のような悪臭」が出始めたことが近隣住民から聞こえて来ました。
今年の10月末まで続く黄鉄鉱残土埋め立て工事ですが、近隣住民説明会は国土交通省からは「健康には影響出ない」と再三に渡り住民説明が行われています。雨が降ると白い煙が埋め立て地から出始めただけでなく、白く濁った排水で地区の農業用水路に流れ込んでいます。そのため、今後農業用水路から東根堰に流れ込む水田の灌漑用水と合流したときの環境影響が危惧されているようです。
今回、工事現場から出始めた「煙」や白濁した「排水」などは人体・環境に本当に影響が出ないのですか、福島河川工事事務所さん!
(投稿ネーム:垂れ流し工事)
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この件、年始めにちょうさんという方から調査依頼をいただいていたものですが、やはり地域にとっては大きな環境被害になってきているようですね。住民がこれを放置していると、どんどんウヤムヤにされていくのは間違いないですね。
<「投稿サイト」編集部>