大義のない選挙戦スタート。争点は何??

衆院選が本日公示されました。475の議席を巡り各党熾烈な選挙戦が始まったわけですが、今の時期に選挙をする必要があったのでしょうか。

10月の賃金が去年の同じ時期から2.8パーセントマイナスで16カ月連続で減少したようですが、安倍総理はどう考えているのでしょうか。雇用が増えたとか株価が上がり、景気が明らかに回復したとか語ってますが、賃金の減少、物価の上昇で明らかに国民は一部の金持ちを除き、苦しい生活を強いられています。何を根拠に安倍総理は景気が回復してきていると強調するのでしょうか。全く景気回復が感じられません。

原油価格の下落が続いているため、ドルが買われ円安がますます進んできて一時119円台まで円安になりました。このままでは本当に日本の経済が大混乱を起こしてしまいます。これは明らかに日銀の追加金融緩和が消費増税先延ばしにより、空振りした影響もかなりあります。これを安定させるのは容易ではないでしょう。

昨日の党首討論では安倍総理をはじめ、野党も「だからなんなの?」と突っ込みを入れたくなるようなものばかりで、「これだ!!」という政策を打ち出す党もなく、今回の選挙は何の争点もない、ただの消化試合のような選挙戦の感がします。

ただでさえ、投票率の低い日本の選挙。今回の選挙もかなりの低い投票率での戦いとなるでしょうが、国民が選挙に行きたくなるような、リーダシップを取れる政治家はこの国には現れないのでしょうか。

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投稿のとおり、全く政策が見えない党首討論でまだまだ日本は冷え込んだ時間を送ることになるのかと心配してしまいました。

<「投稿サイト」編集部>