日立製作所だけに留まらない郡山中央工業団地からの企業撤退

台風19号の水害で1.8m以上の内水氾濫に見舞われる名門日立製作所撤退が明白となった郡山中央工業団地ですが、阿武隈川と谷田川の合流点にある浸水地域の防水対策について、郡山市が明確な対応を明らかにしなかったことから、工場浸水だけでなく工場操業停止によるクライアントに対する「損害賠償」問題という爆弾を抱えていることもあり、大手メーカーの下請け企業を中心に浸水の無い工業団地への移転・操業を考えていることが、製造業を所管している経産省関係者から聞こえてきました。
大手メーカーの下請けとして150社が企業進出していた郡山中央工業団地ですが、水害による部品納入ペナルティー問題からは永遠に解放されないことから、水害災害の無い高台工業団地移転を内々に経産省製造産業局に相談しているそうです。総務省出身品川市長さん、経産省対策はどうなさるのですか?
(投稿ネーム:キャリア出身首長の憂鬱)
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郡山市としても、失ったら痛い企業ばかりだと思いますが、この危機的な局面を迎えながらも、防水対策について煮え切らない態度をとる品川市政は非常にマズいですね。このまま続々と撤退が進むようだと、後々まで語られる失策として記憶されることになるでしょう。
<「投稿サイト」編集部>