伊達市・須田市長の最大目玉事業であるイオンモール北福島の大型商業施設ですが、土地区画整理事業施工者で新築工事見積業者の戸田建設東北支店から、3月までに建築工事を着工しないと2024年12月の開業が不可能と現場担当者から聞こえてきました。
現在、阿武隈川の伊達崎地区や二野袋地区の河川掘削残土14㎥を受け入れて造成工事を行っている土地区画整理事業ですが、延床面積7万㎡で鉄骨3階建て程度の建築工事には地盤改良工事・建築基礎工事・鉄骨工事・電気設備工事・外装舗装工事や店舗テナント内装工事などを入れると1年6ヵ月の工期が必要になると言われています。今の価格換算では、約200億円程度の建築工事費が掛かるとのことでした。
この金額は当初積算の6割のコストアップですから、開発事業者のイオンモールはとても採算が取れる金額ではないとして、誘致先の伊達市に対して数十億の企業立地補助金を求めるそうです。十億円単位の企業誘致補助金など払えるのでしょうか?イオン誘致に血眼な須田市長に伺いたいです。
(投稿ネーム:何事もコストアップの今、耐えられるのでしょうか?)
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今のままの工事内容では、予定されているイオンモールのオープン時期には間に合いそうもありません。新型コロナウイルスによる供給網の混乱、ロシアのウクライナ侵攻がきっかけとなった燃料や原料の不足問題などを受けて、あらゆる部材が高騰している為、投資される予算は膨れ上がっています。それを補填する予算が伊達市にあるのか、甚だ疑問です。
<「投稿サイト」編集部>