政治資金収支報告の紛失。こんな事でまともな議員を選べるの?

いつの時代も政治と金の問題は切っても切れない関係にあるが、兵庫県議会の野々村県議が収支報告書への虚偽記載で議員を辞職。その後も次々と不正が発覚し、辞職する議員が後を絶たない。そしてこれまで順調かに思われていた安倍政権も、小渕優子、松島みどり2閣僚も様々な問題で、大臣就任わずか2か月足らずで辞任した。小渕の後任の宮沢洋一経産大臣に至ってはSMバーでの費用を政治資金から捻出し、交際費として支出していたことがわかったが呆れてものも言えない。その上、政治資金規正法で禁じられている外国人から献金を受けていたことが発覚。これは2年前、当時野党だった自民党総裁安倍晋三が、民主党の前原外相、田中法相を強硬に責任追及をし、辞任に追いやっているので、今回の宮沢大臣の辞任は避けられないだろう。

それにしても自分の発言が仇になるとは。安倍総理も当時は思いもしなかっただろうが、ここにきてやっとボロがでてきたということだろうか。

議員も議員だが、宮城県選挙委員会は2010年と2011年の政治資金収支報告書の一部を紛失したという。政治資金規正法に基づき、3年間の保管が必要とされているが、2009年分をシュレッダーで処分する際、誤って保管期間が過ぎていない2年分の報告書の一部を一緒に破棄してしまったようだ。

常識ではとても考えられないことだ。

政治家が金の問題で取り上げられることは頻繁にあるが、その政治家の金の流れを把握するための政治資金収支報告書を処分してしまうとは。

宮城県選挙管理委員会は各団体に再提出を求めるとともに、県民、国民、関係団体に心からお詫びし再発防止に努めるようだが、政治と金の問題で騒がしい今、なんというお粗末なことだろうか。こんな県選管が管理する宮城県の選挙は不安である。

村井宮城県知事も子育て同盟など活動実態もあやふやな同盟のプロモーションビデオに出演したりする余裕はないだろう。首長として管理体制をしっかりしていかなければならないのではないだろうか。

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前の投稿でもありましたが、安倍政権の目玉の北朝鮮による拉致問題解決。拉致被害者の奪還はもちろん重要なことですが、政治と金の問題で追及されている最中、家族会からも「慎重に、、、」という言葉も聞かない形となって訪朝団を派遣し、そちらに世間の目を向けたつもりでしょうが、宮沢大臣の次から次にでてくる問題で、振り出しに戻ってしまい、安倍総理は頭が痛いのではないでしょうか。

政治と金の関係をしっかり把握するための政治資金収支報告書。それを紛失してしまうとは、極論ですがそんなことでは議員の先生方は好き勝手やってしまいますよ。

もっとしっかり日本国民のために、働いてください。

<「投稿サイト」編集部>