[NEWS]伊達市梁川町の福島太陽誘電(旧ザッツ福島)の新工場建設用地から猛毒のヒ素が検出される!

2006年(平成18年)、合併前の梁川町(池田善治町長)で梁川工業団地の主力として企業誘致されたザッツ福島(現福島太陽誘電(株))だったが、創業以来、表面を特殊コーティングするCDやDVDといった記録型ディスクの製造を24時間体制で作り続けてきた。平成18年の伊達市への合併前からザッツ福島の周辺では農作物や植木といったものの葉がカリカリにまで枯れきってしまうという不可解な現象が続けて起こっていた。
これは県にも伝わっていて、同町粟野地区で説明集会が開かれたものの原因は究明されず、曖昧な形での幕引きとなっていた。
ところが、福島太陽誘電で工場を隣地(平川ヒューテックから一部買取した用地)に増築することになり、原子力災害の補助金対象にするため県に申請したところ、建物が大きいことから敷地面積の15%を緑地として植栽をしなくてはならないことになり、安全を確認するため土壌のサンプリングをしたものだった。
県の土壌検査の結果、その土壌内には猛毒のヒ素が含まれていることが判明したため、福島太陽誘電にヒ素に汚染された土壌の除去が指示されることになった。この件が表面化したため、このヒ素汚染の実態が明らかになりつつある。
約10年前の植物の異常な立ち枯れの原因は、当時の梁川町の誘致企業ザッツ福島が周辺にヒ素をバラ撒いた事である可能性が否定出来なくなりつつある。

※このWebの記事は、月刊タクティクス次号314号にて詳報する予定ですので、乞うご期待下さい。