パチンコ店の施工を中心に社業を拡大してきた金田建設ですが、福島市を始め土湯温泉観光協会が中心となって温泉地再生の目玉事業としている、事業費の6割の補助が出る旅館再生活性化事業を狙って、ダンピング落札をしたことで知られています。
この事業において、建て主や設計監理者のフォルム建築設計の承認を得ないで、会津にある東北入谷まちづくり建設に建設業法で禁じられている一括丸投げ施工をやらせることを考えているそうです。
元々、土湯温泉の再生から前施工業者である福島の名門、菅野建設と東邦銀行本店が中心となって計画されていた再生事業でしたが、コンクリート造りの旅館施工実績がどうしても欲しい金田建設が叩き合いの結果、受注しました。しかし、施工計画を作成することが難しいことから、東北入谷まちづくり建設に施工協力という名目で一括丸投げ施工を行っているそうです。
また、落札後の資材高騰を理由に、バリューエンジニアリング(設計変更)を前提に意匠設計の変更だけでなく、電気・設備変更や建築構造体の強度を落とすなど、設計仕様と違う施工計画での予算の帳尻合わせをすると言われているようです。こんな旅館には危なくて宿泊できませんよね、金田さん。
(投稿ネーム:コンクリート事業が欲しいK建設)
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パチンコ業界で実績を伸ばしていた金田建設ですが、やはり「建物はコンクリート造」だと土湯温泉旅館の建て替えを落札したようです。ただ、設計から基本的に違いますから、結構大変なようで、この投稿にあるようなことになったようです。
<「投稿サイト」編集部>