ウクライナ情勢が映す日本の課題

日本では紛争など長らく起こらず平和な時が続いているが、今は中国だけでなく、北朝鮮、ロシアに囲まれた、世界でも危険な国となっているのが現実である。

日本自らは戦うことをせず、領土、国民生命、財産は同盟国であるアメリカが守ってくれる筈という何の根拠もない期待があり、それは楽観的すぎると思われる。

ウクライナは一方的に侵略されたのにも関わらず、自分たちから反撃しなければ大丈夫という平和ボケの典型的な考え方が日本には根付いている。この一見、平和主義的に見えることが、最も危うい考え方ではないかと見られている。

大手新聞社の世論調査では、敵の侵略を受け奴隷になるのはさすがに嫌だが、他の誰かに守って欲しいという意見が5割超を占めていた。これは、まるでアニメのヒーローが危機に現れ、敵を撃退していくという場面そのもののようである。アニメでは全てめでたしめでたし、犠牲者はゼロとなるが、現実は甘くない。

先に述べたように、隣国には北朝鮮、ロシア、中国と安全保障に疑問がつく国々がある。ここで、ウクライナとロシアの戦いを止めなければ、日本に未来の光は見えてこない。もうすぐ穀物禁輸で世界的飢餓が生み出されようとしている。

(投稿ネーム:心配しすぎという声もあるけれども…)

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日本周辺国を見渡せば、独裁国家が何と多いことか…と思わされます。ロシアによるウクライナ侵攻が起きなかったら、平和ボケの日本人達はこの投稿にあるようなことは全く気付かなかったでしょう。

一世紀前までは日本が今のロシアのようなことを行っていた訳ですから、まんざらあり得ない話をこの方は語っていないと思います。歴史を一度、振り返ってみることも良いことなのでしょうね。

<「投稿サイト」編集部>