桑折町庁舎入札前に飛び込んできた特殊情報

伊達郡桑折町の役場庁舎といえば、お化け屋敷のようにボロボロであることで有名ですよね。それを鑑みてか、とうとう今年6月建て替えの新築工事が約20億円の予算で発注されることになったようです。延べ床面積約4000平米のプレキャストコンクリート工法になるということで、設計はプロポーザル方式で東京の楠山設計が担当することに決定され、その構造計算等の下請けには福島市の田畑建築設計が就いたということです。
ところで、最近の設計においては予算がオーバー気味になることを抑制していく努力が求められていて、設計単価を積み上げていくEV(バリューエンジニアリング)と呼ばれる手法で、どの部分の予算を抑えるかを検証する必要があります。これを聞いた限りでは、貴重な予算を節約する、という点で大いに意味があり、結構なことだと感じます。
しかし、何事にも裏はあるもので、このEVのためのアンチョコのような設計図がかなり世間に出回っているという事実が、業界内では問題視されています。
田畑建築設計といえば、県建築設計協同組合の理事長を務めていたことで、県独自の設計単価を決めていた経緯もあり、「子飼い」と呼ばれているファミリー的な業者会も存在しています。これらの専門業者達にEV用の図面が流れている事を知らない者は業界内に誰も居ないとまで言われています。そして、田畑設計が担当するならば、工事を落札する業者はO組ではないかとも噂されていますね。
(投稿ネーム:独占EVボーイズ)
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田畑設計といえば、業者への”ひも付け”で有名な業者ですね。この件の内容は本誌の締め切り直前に情報として入ってきていましたので、ある程度の内容は把握していました。以前から、田畑→プレキャスト工法→O組という流れの図式があることは業界内では語り草でしたから、十分有り得る話でしょう。もっと詳しい情報が入り次第、本編にて取り上げてみたいテーマです。
<「投稿サイト」編集部>