県南建設事務所・企画管理部A係長の守秘義務違反を問う

白河市内の狭い街中には、旧奥州街道、国道294号が走っていますが、那須地方から市内へのアクセスは今や新白河駅前〜白河駅を結ぶ2車線道路の37号がメインで、こちらは狭い住宅街を抜ける片側一車線の狭い旧道なので、かなり廃れてきていて、一見して誰もここが国道とは解らないような道路となっています。
当然、平日の交通量も少なく、沿線住民の生活道路としてしか機能していません。ところが、 県南建設事務所がこの道路の舗装工事をわざわざ21:00〜6:00の夜間工事に設定するということが2年前と今回、二度に渡って発生しています。これに疑義を頂いた私は、2年前も今回も県南建設事務所を訪れて問い糾しました。
私が特に疑問を感じた点は、工事用掲示板が工事開始前に告知されておらず、夜間工事の始まったその日にいきなり掲示された事や、そもそも工事を知らせる公道の立て看板に工事開始日が記載されていないこと、及び作業時間帯が昼間9:00〜17:00、夜間21:00〜6:00と記載されている意味(何故こんな道路で昼夜突貫工事なのか!?)等でした。告知の不備については、地域で障害者等を抱える家庭が対応し切れなくなるという問題も内包しています。
さて、今回担当のA係長が何を言うんだ?という感じで逆切れぎみに興奮されておられたので当初びっくりしましたが、順を追って質疑していくと不備を認め、今後注意すると認めたので、そのまま帰宅しました。
ところが、問題はその後です。その晩、工事関係者の方が名刺とタオルを持参してなんと私の自宅へ来たのです。なぜ私の家に来たのかを不審に思い、その方へ尋ねたところ、「県(県南建設事務所)から聞いてきた」と言うのです。
一般に公務員は守秘義務があり、相談者の個人名及び住所等本人の了解なしに漏らすことは守秘義務違反にあたる筈です。
そもそも私はそうような事態も想定して今回は一般的事項ということで匿名で係長にお会いしていました。しかし二年前に訪問した際には氏名を名乗っていたので、その記録を遡って私の個人情報を見つけ、それを漏らしたということです。
工事業者さんはあくまで私人であり、公共工事に関する確認及び質疑はあくまで、発注元であり事業主体者である県南建設事務所に問いあわせるのが筋だと認識しています。
にも関わらず、個人情報を漏らし、守秘義務に違反するようでは、行政というも信用して相談することすら憚られると思います。
(投稿ネーム:県南地区在住者)
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確かに、昨今の個人情報の取扱いガイドラインに真っ向から違反している行動ですね。直接対応したA係長から連絡があるのならば分かりますが、別の人間に情報を安易に渡しているようでは、やはり田舎の役人は程度が低い、という俗説を裏打ちしてしまう結果を生んでしまいますね。
<「投稿サイト」編集部>