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最近、救急車が急に増えたのは何故?

私は山間部の小さな集落に住んでいますが、最近、救急車の出動回数が異常に多いことに驚かされています。これまでだと、どの方向にピーポー音が鳴っているかで、どの辺の方が救急車を呼んだのか分かったものですが、3・16福島県沖の大地震の後からは多くなり分からなくなってきました。

周辺の方に伺ったところ、伊達市の中核病院という位置付けで箱崎東地区に「北福島医療センター」がありますが、この病院が今回の地震で相当の被害を受けたようだということでした。ホール玄関の大きなガラスが割れたり、多くの医療器具がダメージを受けたりと大変だったようです。入院患者さん達は無事だったようですが、今は救急患者を受け入れることが困難ということです。同病院は昨年2月の地震でもダメージを受けており、更に通行不能となった国道399号線の伊達橋から近い場所にありますから、影響が大きかったのでしょう。

これまで同病院を目指して救急搬送されていた患者さん達は、これらの影響で大正橋を経由して国見町の公立藤田総合病院、福島市の福島日赤病院に運ぶしかないそうです。ですから、私の住む小さな集落を救急車が通過することが多くなったとのことです。

今回の地震は、主要〇〇、中核〇〇といったところのダメージが特に多いように思います。1日も早い復旧を願うばかりですが、こればかりは時間とお金が掛かるものになりますから、行政の強い力添えをお願いしたいものです。それにしても、今回の地震は伊達市の交通分断のみならず、経済的にも大きすぎる代償を支払わなくてはならないようですね。

(投稿ネーム:早期の復旧を願います)

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時が経過するにつれ、今回の大地震による被害の大きさが伝わってきています。何と言っても、県北地方の橋という橋が壊れたことが大きなことです。この投稿には、通行止めとなっている伊達橋のことだけが記載されていましたが、東北本線や阿武隈急行といった鉄道の鉄橋もかなりダメージを受けたと聞いています。市民の健康に大きな影響を与える大病院など、早く機能を回復して欲しいものです。

<「投稿サイト」編集部>

北福島医療センターの経営譲渡を決めたみずほ銀行

伊達市唯一の200床のベッド枠を持ち二次救急医療の要である北福島医療センターですが、運転資金の担保となる「医療報酬債権」を抑えられているメガバンクのみずほ銀行から債権回収の前提として、創業者一族の更迭だけでなく、民事再生法等の法的整理により「買掛金」の大幅カットや医療機器リース債権を切り離して企業再生を行う方針が決められたようです。つまり、新しいスポンサーの傘下で再建することが固まったことが、ドクターを派遣している福島県立医科大学竹之下学長グループから聞こえてきました。

数十億円と言われる不良債権を法的整理により切り捨てが行われれば、医療センターは無借金に生まれ変わりますから引き取り手は数多くあるそうです。しかし、医療派遣の人事権を掌握している福島医大医局との合意が成立しないことにはできません。そういった経緯から、竹之下学長傘下の医療法人に売却されることが濃厚だと言われています。

年間利益の2年分の買い出し債権がカットされてしまったら共倒れもあり得るのですかね?福島銀行さ~ん。

(投稿ネーム:北福島医療センターは生き残れますが、キビシ~福島銀行)

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長年、医師不足問題などで低迷が続いていた北福島医療センターですが、みずほ銀行が中心となって不良債権処理をするようだと情報が伝わってきました。体制が変われば運営はスムーズになり、住民の健康を支えていく体制がより整うことに繋がると見られていますから、伊達市の皆さんにとっては良かったですね。

<「投稿サイト」編集部>