3・16の大きな爪痕

福島駅東口の再開発予定地として駅前通りの南側に「辰巳屋ビル」と「平和ビル」があるが、最近、全国的に報道されたことがある。3月16日に起きた福島県沖地震によって平和ビルの東側外壁が一部崩れ落ちたからだ。これが原因となって、このビルに面する東側通路は通行禁止となってビル全体に危険防止のネットが被せられた。

かつては「山田百貨店」として賑わった同ビルだが、最近まで「中合2番館」、福島市の顔の一つのシンボル的な存在として見られてきた。聞くところによると、再開発の時期的な工程があることから、実際の解体工事は今夏あたりから始められると言われている。

これらの建物が並ぶシンボリックな街並みであったが、老朽化は否めず新しく生まれ変わる駅前の姿に期待したいものだ。

(投稿ネーム:老朽化のビルは消えゆくのみ)

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今回の3・16福島県沖地震は各方面に被害を及ぼしましたが、県都・福島市の顔とも言われた駅前に所在するビルの存在まで揺るがすことになったようです。いずれ、再開発によって消えゆく運命ではありましたが、その時期を早める結果となりました。寂しいことではありますが、その分、新たな駅前の姿に生まれ変わるということでもあり、良い街並みを見せて欲しいものです。

<「投稿サイト」編集部>